さよなら、5月

5月が終わった。

自分が生まれた月で、一番好きな月だ。

新緑が競うように、大地から水を吸い上げる。歌さえ聞こえてきそうだ。

花はその花らしく、1回だけの自分の生命を輝かせる。

木も花も素直だ。だから、人はそれらを美しいと思うのだろう。

人だって、笑い、泣き、悩み、光を求め、1回だけの生命を輝かせようとする。

それも、美しいと思う。

6月が来た。

6月も好きになってみようと思った。









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